伝統芸能の舞台が続々とキャンセルされました
Thousands of traditional performances canceled

歌舞伎や演劇等の舞台がキャンセルに
新型コロナウイルスのパンデミックは、歌舞伎のドラマや能の演劇など、日本の伝統芸能に深刻な打撃を与えました。
これまで4,300以上の公演がキャンセルまたは延期され、1億6000万ドル以上の損失が発生しました。
東京文化財研究所の統計によると、12月13日までに4,304回の公演が中止または延期されたということです。
月別では、非常事態宣言が出された4月が1,090件と最も多かったとされています。
夏以降は劇的に開演状況は改善しましたが、11月と12月にはキャンセルと延期が多く見られました。
更に、再開した公演でも、少人数の観客に絞って行わなければならなかったため、多くのお金を失いました。これらの人数制限は、4500万ドル以上の推定総損失に繋がりました。
民族衣装や楽器の需要も急落し、一部の企業は事業を永久に閉鎖しました。
今回の調査を行った、無形文化財課長の前原めぐみ氏は、伝統を守り続けるために公演が再開されたと語りました。しかし、観客数が少ないなどの制約から、現在の危機から抜け出すのは容易ではないと彼女は話しました。
おわりに
新型コロナの影響で、舞台などのキャンセルは初期にも問題になっていました。
もう12月も最後ということで、ある程度の集計が出始めたことから、このようなニュースは今後も増えてくると思います。
来年には、2019年と2020年で、この業界がこれだけ打撃を受けた!!というニュースがポンポン出てくると考えられますね。
観光業界・外食業界はGOTOで助けていますが、舞台・芸能関係他の業界がどの程度打撃を受けているのかによっては、政策に対しての不公平感が出てくるでしょう。
それでは、本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。