リーガル・シネワールドグループが一時閉鎖。アメリカとイギリス中に渡って。
Regal and Cineworld cinemas are shutting down across the US and UK
https://edition.cnn.com/2020/10/04/business/regal-cinemas-theater-shutdown/index.html

映画館大手が一時閉鎖
リーガルシネマズのオーナーであるシネワールドグループは、木曜日からアメリカとイギリス国内のすべての映画館での営業を停止します。閉鎖は45,000人の従業員に影響を及ぼします。
このニュースは、ジェームズ・ボンドの最新映画「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」が2021年春まで延期されたというニュースから、わずか数日後に報道されました。これは映画業界にとって、最も新しい、ショッキングなニュースです。
現在、新型コロナウイルスの第2波が、イギリスと、アメリカの多くの州を襲っています。
月曜日に発表された声明によると、「新型コロナを背景に、映画館に人々が戻るような強力なコマーシャル映画をお客さんに提供することがもうできない」ということです。
シネワールドグループは、ピクチャーハウスシネマズを含んだ数で、イギリスで127の映画館を所有し、米国で536の映画館を所有しています。 AMC(AMC)に次ぐ世界第2位の映画館事業です。
シネワールドが再び劇場を閉鎖するという決定は、新型コロナのパンデミックを乗り切る能力に対する懸念となり、月曜日にロンドン株式市場でその株価は、42%以上急落しました。
映画館の閉鎖に関するニュースは、多くの従業員にとっても驚きでした。イギリスのシネワールド従業員の集団であるシネマアクショングループは、土曜日に「スタッフとの協議はまったく行われていません」とツイートしました。(会社側が勝手に決めたと言いたいのでしょう)
新型コロナウイルスの第一波での封鎖中に、映画館は数か月間閉鎖された後、7月に新しい安全プロトコルを導入して映画館を再開させました。今回の閉鎖に関して、同社は映画館が次に稼働するであろう時期を明確に示すことはできませんでした。
「シネワールドは引き続き状況を注意深く観察し、適切な時期に運用を再開するための将来の計画を伝えます」とだけ発表しました。
先月、シネワールドは、収益が67%減少したため、2020年上半期に16億ドルの損失が出たと報告しました。
また、コロナウイルスの第2波がより「長期の」シャットダウンにつながる場合に備えて、より多くの資金を調達する必要があることも発表しています。
おわりに
映画、本当に見に行かなくなりました。あと、ネットカフェも行かなくなりました。
密になりやすい業界は、海外も日本も同じように苦境に立たされている感じです・・・。
映画館なんかは、諸事情により値下げなどもやりにくいようなので、結局既存の枠組みを崩さずにどれだけお客さんに来てもらえるか勝負になってしまいます。キラータイトルが延期になったりすると、水を差されたような雰囲気にもなると思いますし、難しい商売だと思います。
新型コロナが落ち着くのを祈るばかりです。
それでは、本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。