バイデン氏が大統領になった場合、気候変動問題を最優先にする可能性が高い
Biden likely to make climate change top priority

バイデン「大統領」になったら、アメリカはパリ協定に参加するか
アメリカ大統領選関連で、ジョー・バイデン氏は、もし自分が大統領になった場合、元国務長官のジョン・ケリー氏を気候特別大統領特使に任命すると述べました。
バイデン氏は月曜日に、来年1月に新政権を発足させるための指名を行いました。
元国務副長官のアントニー・ブリンケン氏は、新しい国務長官に任命されました。
バイデン氏は、気候変動問題を最優先事項と考えています。気候特使として、同じ民主党員であり、バイデン氏の親友であるジョン・ケリー氏を選んだということは、退任するドナルド・トランプ大統領の政策(パリ協定からの脱退)とはまったく逆の方針ということになります。
ケリー氏は、気候変動問題に専念する国家安全保障会議の最初のメンバーになります。
ケリー氏はツイッターの投稿で、「アメリカはまもなく、気候変動問題を、緊急性が高い国家安全保障上の脅威として扱う政府を持つだろう」と話しました。
ケリー氏は、オバマ前大統領の下で国務長官を務めていた時、気候変動に関しての協定であるパリ協定に著名した人としても知られています。
バイデン氏は、大統領に就任した場合、すぐにパリ協定への復帰を発表すると話しています。アメリカは今月初め、トランプ政権下で正式にパリ協定から撤退したばかりです。
終わりに
バイデン氏は、新型コロナ対策について力を入れていると言われていましたが、環境問題についても積極的に取り組むようです。
しかしながら、無謀なCO2削減目標などを組み込むと、経済がひずんだりするかも知れません。その辺りのバランスを、バイデン氏はどのように取っていくのか、注目だと思います。
それでは、本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。