バイデン氏は、気候変動と戦うためにチームを立ち上げます
Biden builds team to combat climate change
バイデン氏は環境問題を重要視しています
米国大統領選のジョー・バイデン氏は、温室効果ガスの排出量を削減し、再生可能エネルギーの利用を促進して、バイデン氏が重要だと位置づける環境関連のポストに、経験を持っている人を選びました。
木曜日に発表されたこの動きは、バイデン氏が気候変動問題に焦点を合わせていることを表しています。
バイデン氏は、環境政策に関するホワイトハウスの顧問として、ジーナ・マッカーシー氏を選びました。彼女はバラク・オバマ大統領の下で環境保護庁の長を務め、温室効果ガス排出量の削減を推進しました。
そして、元ミシガン州知事のジェニファー・グランホルム氏がエネルギー長官に指名されました。彼女は再生可能エネルギーの利用を促進することによって雇用創出の問題に取り組んだことで知られています。
バイデン氏は、来月行われる予定のアメリカ大統領の就任式の日に、気候変動に関して結ばれた、2015年のパリ協定に再度加盟することを宣言しています。アメリカは、パリ協定をドナルド・トランプ大統領の代に脱退しています。
バイデン氏はまた、環境関連インフラへの投資を増やすという目標を設定しました。
次いで彼は、民主党議員のデブ・ハーランド氏を内務長官に指名すると発表しました。彼女は、ほとんどのアメリカの土地と天然資源の管理と保全を担当します。
アメリカのメディアは、もしこの人事が確定すれば、ハーランド氏が、内閣の秘書を務める最初のネイティブアメリカンになると述べており、バイデン次期政権の、人種の多様性を報じています。
終わりに
最近は環境問題が熱いんですかね。温室効果ガスの排出抑制については、電気自動車の導入の促進など、取り組んでいる国も多いですよね。
アメリカはどのような形で環境問題にアプローチしていくのか楽しみです。
工業大国ですし、自国にとっての制約にならないような政策なら良いのですが。
それでは、本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。